掲示伝道(8月no3)
「 頓(やが)て死ぬ けしきは見えず 蝉の声 」 松尾芭蕉詠
八月のこの時季、寺の境内は他の音はすべて消されてしまうくらい蝉の啼の声が響き合い、互いに自分を主張するかのようです。
「蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)」という四字熟語があります。無益な口論を意味する言葉ですが、愚生も家族の中、あるいは極親しい間柄の人と、つい口論に発展することがあり、後で冷静になって、どうでもよいことに何て愚かな口論をしたものだと、この四字熟語を思い出しながら反省させられるのを常としています。
「 頓(やが)て死ぬ けしきは見えず 蝉の声 」 松尾芭蕉詠
八月のこの時季、寺の境内は他の音はすべて消されてしまうくらい蝉の啼の声が響き合い、互いに自分を主張するかのようです。
「蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)」という四字熟語があります。無益な口論を意味する言葉ですが、愚生も家族の中、あるいは極親しい間柄の人と、つい口論に発展することがあり、後で冷静になって、どうでもよいことに何て愚かな口論をしたものだと、この四字熟語を思い出しながら反省させられるのを常としています。
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