掲示伝道(2月no3)

「 あなおろか、嬉しきことをうれしとも、悲しきことをかなしとも思わず 」


私たちは普段、人とあらゆる面で競争し、人より優れ勝てば喜び、劣り負ければ怒り悲しんだりする。これは貪欲瞋恚の世界。仏教では迷いの根本と説かれています。

人間社会で生きていく以上、競争を逃れることはできないかもしれません。しかし、すべてのものが平等に救われる世界を願う心まで失ってはならないのではないでしょうか。

真宗大谷派 霊苔山 金相寺

親鸞聖人の「南無阿弥陀仏」のみ教えを共に聞法するお寺です