掲示伝道(12月no2)
「 人間として悲しむべきは 物の貧しさより心の貧しさだ 」
人類史に耀く聖人は、釈尊をはじめみな物質的、金銭的に恵まれた方などおられないようです。ですから、金銭的に貧しいからといって、悲しむことでは全くないことです。むしろ一人で巨万の財をお持ちの方こそ悲しい存在のように思われもします。
物を大切にし、自然を、人間を差別なく愛することのできる人を「こころゆたかな人」と云うのでしょう。
物を「ぞんざい」に扱い強い差別観をもって人に対応する人を「心貧しい人」というのでしょう。それこそが人として悲しむべきことではないでしょうか。
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