掲示伝道(7月no3)
「 人格が劣化すると、人として畏るべきを畏れず、恐るべからざるを恐れる 」
『法句経』の中に、同様のお言葉として
「 恥ずべきことを恥じず、恥ずべからざることを恥じる 」
とあります。
私が今存在するその蔭には、深い深い親の愛あったればこそであります。また、大自然の恵みがなければ一時も生きては居られないのが私たち人間であります。
そのような計り知れぬ程の恩に生かされながら、その恩を忘れる処に世の中の混乱、過ちが生じてくると思われてなりません。
人間として忘恩こそ畏るべきことであり、恥ずべきことではないでしょうか。
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