掲示伝道(5月no3)
「 間違って悪行を為すも 賢者は深く慙愧し 愚者はひたすら隠さんとす 」
多くの人はみな、日常、悪いことは為さず善行に励む人生を歩みたいと願って生活されているのではないかと思います。が、しかし、現実は考える以上に複雑な人間社会ということもあって、心ならずも悪行を為してしまうということは何方にも起こりえることではないでしょうか。
ただ、図らずも為してしまった悪行に対し、何故このようなことを為してしまったのか、その経緯を深く反省し、このような行為を二度と繰り返さないようにと慙愧される方もおれば、反省することなく隠し通し、言い逃れをしようとする人もあります。前者は人間としていよいよ高上の道を歩む賢者であり、後者は人間としていよいよ悪道に堕ちる愚者と云うことが言えるのではないでしょうか。
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