掲示伝道(8月no3)

「 人は如何に美しく装うても 九つの孔より常に汚物の流れ止まぬ身である 」 


百骸九竅(ひゃくがいきゅうきょう)などと申します。私たちは外見を美しく装い化粧しておりますが、実際は目糞鼻糞歯糞耳糞と常に不浄の流れ止まぬ身であります。体ばかりではありません。心の内にも八万四千の煩悩などといい、数知れぬ汚れたものを蔵しております。普段私たちは汚れた心などないような顔をして暮らしておりますが、縁が催せば何を仕出かすか分からないのが私たち人間であります。

私たちは生きている以上、汚物は九竅より流れ続け、縁が催せば如何なる悪魔が飛び出すか知れぬ我が身であるとの自覚に立った時、如何なることも共に許し合って生きていけるのではないでしょうか。

真宗大谷派 霊苔山 金相寺

親鸞聖人の「南無阿弥陀仏」のみ教えを共に聞法するお寺です