掲示伝道(8月no2)
「 闇の中では邪魔に思ったものが
明り差して大事なものと気付かされる 」
「良薬口に苦し」と申します。身の病は苦痛の症状が出て気付きやすいので、病を治そうと飲み難い薬でもすすんで飲もうとします。しかし、心の病は自身ではなかなか気付き難いこともあって、人様が親切で注意してくださっても、自分の過ちを反省するどころか却って注意してくださった人に対して反感を懐いたりするものです。それは自身を人間として少しでも成長させようという願いが欠けているからではないでしょうか。
求道心篤き人は、自身に対して少しでも忠言諫言してくださる人があれば、黜遠(ちゅつえん)ずるどころか、却って有難い人と親しみ近付こうとするのではないでしょうか。
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