掲示伝道（１０月no３）

「　我に我あるなし　我が信ずる者　我が命となりて　我を生かしむ　」

　私たちの身体は、ひとりでに成長していくわけではありません。沢山の食物から養分を戴いて、身体も大きく成長できるわけです。

　同じ様に私たちの精神や知識も、身近な両親をはじめ学校の先生、あるいは多くの書物を通して学び得たものが、私の血となり肉となって私を生かしめてくださっているということではないでしょうか。

　そう考えますと、私たちは日頃、「俺が、俺が」と我を張って生きておりますが、独立独行のものなどないということに気付かされるのではないでしょうか。