掲示伝道(5月no1)

「 諸人よ 思い知れかし おのが身の 誕生の日は 母苦難の日」


私たちは何人も母のいない人はいません。その母は十月十日(とつきとおか)、おなかの子の無事産まれることだけを願って守り続け、また多くの人の手助けをいただいて生まれてきた身であります。そのことを思えば、我が身を疎かにしてはならないことを改めて自覚させられます。

年に一度の誕生日、母のご苦労に思いを馳せ、母への心からの感謝を捧げる日としたいものです。

真宗大谷派 霊苔山 金相寺

親鸞聖人の「南無阿弥陀仏」のみ教えを共に聞法するお寺です