掲示伝道(4月no2)
「 深海魚、光に遠くすむものは ついに眼を失うとあり 」
肉眼は何のためにあるのでしょう。云うまでもなく、ものを見るためです。しかし、如何によい眼であっても、光のない処では用(はたら)くことはできません。あってもなきが如しです。
肉眼は人間に限らず多くの動物にもありますが、人間には肉眼以上に心眼が大事だと云われます。心眼は肉眼では見えないものを見る眼です。眼ですから光がなければ用きません。心眼に必要な光は仏光です。仏さまの放つみ光です。心眼は仏さまのみ光を通して、凡てのものに尊い「いのち」の宿ることを気付かせてくれます。
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