掲示伝道(1月no2)

「 雪霜にかれし野山も春くれば 花の咲かざる草木やはある 」


冬の季節、山々は白き布団を被り、深い眠りに就くのでしょう。この眠りがあるからこそ、白き布団を剥ぐ春暖の時節を迎えると、美しい花々が咲き誇り、木樹が緑に生い茂る「山笑う」と云った輝きの季を迎えることができるのでしょう。

私たち人間も厳しい厳しい時期を乗り越えてきた人ほど、その人生は輝きを放つのではないでしょうか。

真宗大谷派 霊苔山 金相寺

親鸞聖人の「南無阿弥陀仏」のみ教えを共に聞法するお寺です